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あの日有った事忘れ始めていませんか?
2011年(平成23年)3月11日14時46分、千年単位での災害と言われる東日本大震災がありました。あの日は建物がかつてないくらいに揺れました。また、その後の余震も酷かったので無性に不安に駆られたものでした。幸い私の居た地域は直接面で殆ど物理的に地震被害のない地域でしたので何とか助かりましたが、その後は関東以北の方ならば、いわずもがな的な悲しい記憶を重ねたかのかと思います。私は生まれて初めて様々な報道を見聞きしながら現実として捉えきれない様子を目にし涙したのを覚えています…。

■■■忘れてしまっていませんか?■■■
(wikipedia)
東日本大震災
福島第一原子力発電所事故

地震は防ぎようがないですが、万一の備えは出来ます。当然、原子力発電所事故なんて、もう二度とあってはならないように願う限りです。

ところで此処で忘れないように書き留めておきたかったのは、私自身が震災に伴う原発事故での全く知らなかった放射線や放射能についてでした。それは原発事故発生以来「放射線って何?」状態で、自身でもハンディ型線量計を欲しいと思う位どうしようもなく不安に駆られた程に知りたかった事でした。

以降は素人レベルでしたが、今報道されている内容が何を言っているのか?何が起こっているのか?を理解したかったために、当時一所懸命集めたもので暫く眠っていたままのメモです。(内容に一部重複あり)

恐らく今回の事故の影響は遠い未来まで残るものかと思います。場合によっては私達が死ぬまで付きまとう事でもあるかと思います。只、何も解かろうとしなければ不安は募るばかりですが、幾ばくかの知識でもあれば、また、違った姿勢で望めるのかも知れません。尚、当記事内容はいわゆる素人が分かる範囲でまとめたメモです。詳細や深い意味合いを伴う疑問などが出た場合は別途ご自身で情報入手して確認願います。

福島原発の様子は未だに届いていますが、時の流れなのか大震災やバラまかれた放射線物質なんて?な位に関連報道も少なくなって来ている気がしていました。最近、直接の影響は全くないようですがアメリカまでセシウムなんちゃらが流れ届いて検出されたとか報道がありましたが、東京湾に流れ込んだセシウムとかは何処へいってしまったの?とか、ホットスポットはどうなった?とか、セシウムの半減期が2年とニュースでは云ってたけどホント?とか。一昔前の原爆や水爆実験の影響はまだあるでしょう?とか、なんて……。

<お断り>
このメモ記事は掲載するのを止めて捨てようかな?とも半ば思っていましたが、やはり…と忘れないようにと掲載することにしました。尚、当話題については万一意見等があっても応えられません。(私の記録はコレだけなのでそれ以上の事は分かりませんし、己の意見も多少書いてしまいましたので)


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放射線と放射能(2012/6/26 NHK Eテレ「正しく理解し、正しく使おう放射線より)
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<<<放射線>>>
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電離能力を持った粒子や電磁波

■電離能力
イオンにする能力
■イオン
原子が電子を失ったり受け取ったりするとイオンになる。
■電離
放射線が他の物質にぶつかって原子の中にある電子を弾き飛ばしてしまう(電子を原子から引き離す)。電離された原子はイオンとなる(放射線は電離能力を持つ)。

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放射線の種類
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代表的な例
■■■放射線が粒子の場合■■■■■■■■■■■
放射線はその正体が粒子の場合には粒子線と呼ぶ

(((自然に発生するα線とβ線の特徴)))
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α(アルファ)線
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正体   :He(ヘリウム)の原子核(粒子)
電気的性質:+の電気

He(ヘリウム)の原子は中性子と陽子(+の電気)と電子で構成され、そこから電子を取り去った原子核(陽子と電子のみ)がアルファ粒子と呼ばれる(陽子のみになるので+の電気を持つ)。アルファ粒子が大きな運動エネルギーを持って飛んでいったものがα(アルファ)線。

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β(ベータ)線
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正体   :電子(粒子)
電気的性質:ーの電気

β(ベータ)は電子、よってマイナスの電気を持つ。この電子が大きい運動エネルギーを持って発生するとβ(ベータ)線となる。


■■■放射線が電磁波の場合■■■■■■■■■■
一方、自然に発生する放射線にはγ(ガンマ)線といわれるものがある。その正体は電磁波になる

(((自然に発生するγ(ガンマ)線の特徴)))
■■■■■■■■■
γ(ガンマ)線
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正体   :電磁波
電気的性質:なし

電磁波は、その波長の長短によって、電波/赤外線/可視光線/紫外線/X線/ガンマ線などに分類される。

γ(ガンマ)線は電磁波の中でももっとも波長の短いもののことをいう。


■■■人工的に発生させられる放射線の場合■■■
自然に発生するのではなく、何らかのきっかけによって発生する放射線。例えば核分裂や金属に高速の電子を当てること等によって発生する。

(((人工的に発生させられる中性子線とX線の特徴)))
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中性子線
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正体   :中性子(粒子)
電気的性質:なし

中性子は原子炉の中などの核分裂によって発生する。

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X(エックス)線
■■■■■■■■■
正体   :電磁波
電気的性質:なし

γ(ガンマ)線と似ているが人工的に作り出された波長の短い放射線。


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放射線の特徴
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電離能力や透過力を持つ

・電離能力:放射線が他の物質にぶつかって原子の中にある電子を
      弾き飛ばして原子をイオン化させる能力
・透過力 :物質を突き抜けて進む能力(例:X線写真)

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放射線の種類と透過力
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矢印で示すように中性子線が一番透過力が強い

α(アルファ)線  β(ベータ)線  γ(ガンマ)線  X(エックス)線  中性子線
   ↓       ↓        ↓        ↓       ↓
(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)(紙)
          ↓        ↓        ↓       ↓
(アルミニウム等)(アルミニウム等)(アルミニウム等)(アルミニウム等)(アルミニウム等)(アルミニウム等)(アルミニウム等)
                   ↓        ↓       ↓
(鉛や鉄)(鉛や鉄)(鉛や鉄)(鉛や鉄)(鉛や鉄)(鉛や鉄)(鉛や鉄)(鉛や鉄)(鉛や鉄)
                                   ↓
(水やコンクリート)(水やコンクリート)(水やコンクリート)(水やコンクリート)(水やコンクリート)(水やコンクリート)

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放射能と放射線
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放射能:放射線を出す物質を放射性物質といい、放射線を出す能力を放射能という。
放射線:放射性物質の原子核は非常に不安定で放射性崩壊を起こして放射線を放出する。

原子核が崩壊して別の原子核に変わる時に放射線が出る。
放射性物質は私たちの身の回りに実はいくらでもある。。

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放射線の測定
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自然放射線:自然界にある放射線
人工放射線:人工的に作り出された放射線

シーベルト(Sv):放射線にさらされたとき人にどれだけ影響を与えるかを示す単位。

私達は日常の生活で常に放射線にさらされている。
2.4mSv/年(一人当たり自然放射線の年間世界平均)

4000mSv:放射線を短時間にあびた場合に50%の人が死に至るといわれる線量
(2.4mSv/年で1600年ぶんの量を一辺にあびる量となる)

自然放射線など
■ブラジルのガラパリという場所では1年間の量が世界平均のおよそ4倍くらいのところがある。
(モナザイトという放射性物質が地表付近に多く存在するためといわれている)
■航空機でシカゴまで往復すると約100〜200μSv/往復(宇宙からの放射線)
■(一人当たりの自然放射線)約2.4mSv/年
■宇宙から      0.38
■大地から      0.46
■食物から      0.24(食べ物のミネラル分に含まれる)
■空気中のラドンから 1.3

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放射線の利用
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代表的になところでは原子力発電などがあるが他に以下のような利用がある

■工業分野
 発泡ポリスチレンの製造、熱収縮チューブ、ラジアルタイア、医療の滅菌、
 医療用具の滅菌、非破壊検査、厚さ計、煙感知器、水分計、夜光塗料
■農業分野
 ジャガイモへの照射による発芽抑制、各種品種改良、害虫予防
■医療分野
 診断方法として、レントゲン、γカメラ、X線CT、
 治療法としてX線、γ線照射
■研究分野
 年代測定(放射性崩壊による放射性物質の量を計ることによる)


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放射線・放射能とは?
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放射線半減期
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ヨウ素(I)  :   8日
セシウム(Cs):  30年(Cs137) こちらの方が一般的
            2年(Cs134)
ラジウム(Ra):1600年
ウラン(U)  : 45億年

<半減期とは?>
放射線を出す能力(放射能)が時間経過により半分になる時間。半減期は放射性物質の種類によって異なる。半減期ごとに放射能は急激に減って行く。半減期には物理学的半減期と生物学的半減期がある。放射性物質が体内に入ってからの半減期を生物学的半減期といい、体内に入ると尿や便で体外排出され放射性物質の量が半分になる時間。生物学的半減期は年齢によって異なる。

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放射線の単位
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ベクレル(Bq) :放射線核種が1秒間に1個の割合で崩壊しているときの
          放射能の強さを1ベクレルという。
シーベルト(Sv):放射線の防護に使用される単位。
          放射線に被ばくした時の量を表す。
          (被曝[ひばく]:放射線を体に受けること)

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放射線の影響を表す単位(Sv)
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放射線側の要因
  X線・ガンマ[γ]線………………1
  アルファ線[α]線…………………10(倍)
  中性子線…………………………5〜20(倍)

被曝する側の因子
  年齢(若い人ほど影響を受けやすい)
  性別
  全身被ばく、部分被ばく
  1回被ばく、複数被ばく

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放射線のリスク
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1000mSv  喫煙と同等
 100mSv  受動喫煙と同等

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記号単位
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1000=1k(キロ)
1000,000=100万=1M(メガ)
0.001=1m(ミリ)
0.000001=1/100万=1μ(マイクロ)

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自然放射線と被ばくの種類
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自然放射線
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 空気中(ラドン)……1.2mSv/年
 宇宙……………………0.4mSv/年
 食物……………………0.3mSv/年
 地殻……………………0.5mSv/年
  (ちなみにこれらの平均を合計すると2.4mSv/年)

世界平均 2.4mSv/年(2400μSv)
日本平均 1.5mSv/年(1500μSv)

<参考計算値>
 世界平均
  2400μSv/365 =6.5753μSv/日
  2400μSv/24/365=0.2739μSv/h(時)
 日本平均
  1500μSv/365 =4.1095μSv/日
  1500μSv/24/365=0.1712μSv/h(時)

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被ばくの種類
■■■■■■■■■
(内部被ばく)
 放射性物質の体内取り込みによる。

(外部被ばく)
 体の外から皮膚を通しての被ばく。

・外部被ばくを防ぐには
 距離:線源から離れる。(距離が2倍になれば線量は1/4に反比例)
 遮蔽:遮蔽物(鉛、コンクリート)の影に隠れる。
 時間:放射線にさらされる時間を短くする。

・内部被ばくを防ぐには
 閉じ込める、密封する。

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基準値等の考え方
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確定的影響:数時間〜数週間
      確実に起こる影響。
確率的影響:数年〜数十年後
      起こるかもしれない影響。

(原爆[広島,長崎],原発事故,医療のデータより)
100%死亡……………………7000mSv
吐き気 …………………………1000mSv
リンパ球減少……………………500mSvまたは
              250mSv  (250mSv/1回以下の被ばくでは
                       直ちには異常は起こらない)
将来ガンを発生…………………100mSv  (そもそも放射線は危険因子であるため
するかもしれない線量             基本的な考え方として放射線量は
                       なるべく低い方がよい)
-----------------

胸部CT検査 …………………6.9mSv  (数値に対する意味が違うため
                       検査を受けない考え方は不要)
自然放射線 ……………………2.4mSv
胸のX線検査 …………………0.05mSv
確実に安全である量……………5mSv    (自然放射線の2倍、5mSv/年は
                       基準値の目安ともなっている)

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放射線物質の基準となる量
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確実に安全となる量→自然放射線の被ばく線量の2倍(5mSv/年)

+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー+
| 放射性物質  | 基準値(ベクレル/1kg)          | 線量(mSv) |
+ーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーー+
| ヨウ素    |飲料水,牛乳,乳製品  |大人     300 |  0.0066 |
|(131 I) |            +ーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーー+
|        |            |乳児(1/3)100 |  0.0022 |
|        +ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーー+
|        |野菜類(殻菜類を除く) |      2000 |  0.0440 |
+ーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーー+
|セシウム    |飲料水,牛乳,乳製品  |       200 |  0.0026 |
|(137 Cs)|            +ーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーー+
|        |野菜,殻類,肉,魚   |その他    500 |  0.0065 |
+ーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーー+

避難・退避・校庭利用制限の基準値
+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー+
|      | 国際防護委員会(ICRP)    |原子力安全委員会    |
+ーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーー+
| 回避線量 | 20〜100mSv/年      |  20mSv/年   |
+ーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーー+
| 避難   | 50mSv/1週間を越えない期間 |  50mSv/年以上 |
+ーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーー+
| 屋内退避 | 10mSv/2日を越えない期間  | 10〜50mSv/年 |
+ーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーー+

■文科省の校庭利用基準
 (1日で屋内で16時間、屋外で8時間と想定)→20mSv以下に想定

 算出された1時間あたりの線量
  屋外     3.8μSv/時間   11096μSv/年
  木造の屋内 1.52μSv/時間  8876.9μSv/年
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                計 19972.9μSv/年
                 (19.9729mSv/年)

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放射線測定
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測定注意点
・測定する高さによって違いがある。
・地上0mと1mの線量率 → 約86%
・測定ポイントによる違い
 石や砂利の上 → 雑草,枯葉,土の上と約1.4倍くらいは違ってくる。
・いま(4月)では雨が降っても線量は上がらなくなってきている。

線量の比較
+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
|大学運動場    |胸部レントゲン | 航空機でシカゴまで     |ブラジル(ガラパリ)
+ーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーー
|約0.15μSv/時|約50μSv/1回| 約100〜200μSv/1往復 |〜約4μSv/時
+ーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーー
|約1300μSv/年|  ーーー   | ーーー           | 〜3500μSv/年
+ーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーー
(大学運動場(群馬) 3/15〜4/30平均値)

まとめ
・ハンディ型線量計を使えば簡単に測定可能。但し、線量計自体が高価。
・4/13現在土壌や大気から放出される放射線量は7年前と比較して約2〜20倍程度。(群馬)
・1年間で100,000μSv(100mSv)を浴びると
 発がんのリスクが0.5%上がると見積もられているが、
 今回の測定結果(最大で4.1mSv/年)とは、かけ離れている。

<参考>
1960年代の核実験では100回/年の実験があった。
 セシウム137降下  日本  23Bq/日
              約700Bq/平方m_月

(参考)23Bq/日の場合で経口摂取換算の単純計算では、
    299μSv/日 年間(×365)で約0.1mSv/年(0.109135mSv/年)

チェルノブイリ(1986年4号炉で起きた原子炉爆発)
 セシウム137降下    500Bq/平方m_月(10Bq/平方m_月以上)

屋外の放射線量率
  0.17μSv/時以下が目安。

土壌(5〜20cm)の中のセシウム137
2008年度
  福島市  1.3Bq/kg
  茨城   1.9Bq/kg
  群馬  0.64Bq/kg

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放射線の人体への影響
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身体的影響:被ばくした本人に現れる影響
遺伝的影響:子孫に現れるかもしれない影響

被ばくした本人に現れる影響(身体的影響)
 急性障害:被ばく直後、または、数日ないし数週間以内に現れる影響。
 晩性障害:被ばく後数ヶ月以上の期間を経て現れる影響。

強い被ばくを一度に受けた時の影響
                ↑
               ↑↑↑
              ↑↑↑↑↑
            ↑↑↑↑↑↑↑↑↑
 局所被ばく    ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑   全身被ばく
          (mSv:ミリシーベルト)
 皮膚の急性中瘍………↑↑ 10000 ↑↑   (注:瘍?の文字が出ない)
           ↑↑  9000 ↑↑………100%の人が死亡
           ↑↑  8000 ↑↑
           ↑↑  7000 ↑↑
           ↑↑  6000 ↑↑
 白内障・紅斑…………↑↑  5000 ↑↑
 永久不妊………………↑↑  4000 ↑↑………50%の人が死亡
 脱毛……………………↑↑  3000 ↑↑
           ↑↑  2000 ↑↑
 水晶体混濁……………↑↑  1000 ↑↑………悪心・おう吐
           ↑↑   500 ↑↑………リンパ球の減少

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被ばくによるガン発生のしくみ
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            放射線
             ↓
          細胞DNA損傷
         ↓   ↓   ↓
 DNAを直すしくみ   ↓   DNAを直すしくみ
            突然異変
             ↓
            がん

急性被ばくと穏やかな被ばくの影響
 同じ被ばく量であれば一度に被ばくした時に比べ毎日少しづつ被ばくした方が、
 1/3〜1/10のがんの発生率の差がある。

妊娠・分娩への影響
 被ばくした人、被ばくしなかった人の影響はなかった。(広島、長崎の調査結果より)
 流産、早産、死産についても差がなかった。

おなかの赤ちゃんへの影響
+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
|0〜0日  | 着床前期 |胚死(強い被ばくの場合)、弱い被ばくでは正常に細胞分裂していく
+ーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
|9〜14日 | 着床前期 |
+ーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
|15〜50日 | 器官形成期|(強い被ばく)奇形、発育障害、(臓器が作られる、最も放射線の影響あり)
+ーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
|59〜280日| 胎児期  |精神発達遅滞(広島・長崎では100mSvで重度の精神遅滞の影響があった)
+ーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
子供は大人と比べて放射線の影響を受けやすい。(10才以上の場合成人に比べて2〜3倍がんになりやすいといわれる)


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大量の放射線流出(2011/7月のNHKスペシャル)
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2011.3.15 9時頃からCs137のプルームの移動があった。
一生のうち100mSvでがんで死亡するリスクが0.5%上昇する。それ以下の場合、現在ではわかっていない。

国際許容限度 1mSv/年

放射線流出経過
■3/15
9:00頃からCs137のプルームの大量移動があった。(2号機での格納容器破損、4号機爆発)セシウムは放射性プルーム(雲のようなかたまり)という状態で移動する。
7〜9時あたりで関東一円(静岡あたりまで)に広がった。12時過ぎから高い濃度の地帯が群馬,栃木,福島に流れ、帯状になって漂った。

■3/21
薄いプルームが大規模(関東を覆う)に動いた。この日は雨が全域で降っており、現在首都圏で見付かっているホットスポット(放射線高能濃度の遅滞)は、この日に出来たと考えられている。プルームと雨に着目していればもっと早く手は打てたはず。


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放射線量換算係数(ベクレル/シーベルト)
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ベクレルは単位時間内に崩壊する原子核の量。すなわち放射性物質の量を表す。シーベルトは浴びた放射線の総量。(積算量)ベクレルとシーベルトは放射線量換算係数(ベクレル/シーベルト)を掛けることで換算する。(大雑把に見込みで計算)

<計算例>
牛乳1キログラムあたりに含まれる1510ベクレルのヨウ素は、1510(Bq/Kg) × 0.000000022(Sv/Bq) = 0.03322(mSv/Kg) 1キログラムあたり0.03322ミリシーベルトとなる。これに牛乳の一人あたりの年間消費量を掛ける。1日260gとすると年間約95kgになる。

0.03322(mSv/Kg) × 約95(Kg) = 3.1559(mSv) 約3ミリシーベルト弱/年の被曝になる。
(実際には調理過程の損失量などもあるが無視)

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核種          半減期  経口摂取(Sv/Bq) 吸入摂取(Sv/Bq) 
ストロンチウム(Sr-89) 50.5日   2.6×10-9乗   7.9×10-9乗
ストロンチウム(Sr-90) 29.1年   2.8×10-8乗   1.6×10-7乗
ストロンチウム(Sr-91) 9.50時間  6.5×10-10乗   4.1×10-10乗
ストロンチウム(Sr-92) 2.71時間  4.3×10-10乗   2.3×10-10乗

ヨウ素 (I-129) 1570万年  1.1×10-7乗    3.6×10-8乗
ヨウ素 (I-131) 8.04日   2.2×10-8乗    7.4×10-9乗 ◎原子炉由来
ヨウ素 (I-133) 20.8時間  4.3×10-9乗    1.5×10-9乗

セシウム (Cs-134) 2.06年  1.9×10-8乗    2.0×10-8乗 ◎原子炉由来
セシウム (Cs-136) 13.1日  3.0×10-9乗    2.8×10-9乗 ◎原子炉由来
セシウム (Cs-137) 30.0年  1.3×10-8乗    3.9×10-8乗 ◎原子炉由来

プルトニウム (Pu-238) 87.7年  2.3×10-7乗    1.1×10-4乗 ◎原子炉由来
プルトニウム (Pu-239) 2.41万年 2.5×10-7乗    1.2×10-4乗

ウラン  (U-235) 7.04億年  4.7×10-8乗    8.5×10-6乗
ウラン  (U-237) 6.75日  7.6×10-10乗   1.9×10-9乗
ウラン  (U-238) 44.7億年  4.5×10-8乗    8.0×10-6乗
(原子炉はウランや再生プルトニウムで運転されるがウラン燃料がどれであるのかは調査できてない(おそらくウラン(U-235)??))

(この値はICRP Publ.72から抜粋したものであり詳細はそちらを要参照のこと)
・経口摂取:口から植物を摂取する場合
・吸入摂取:呼吸で気体を取り込む場合
・No:二オブ、Ba:バリウム、プルトニウム、テクネチウム、ルテニウム、ジルコニウムなどは沸点が高い
・半減期:放射性核種の半分が崩壊するまでの期間

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放射線物質
I:ヨウ素,Cs:セシウム,Pu:プルトニウム,Sr:ストロンチウム,U:ウラン、No:二オブ、Ba:バリウム、テクネチウム99m、K:カリウム、Mn:マンガン、Co:コバルト、Kr:クリプトン

H-3、C-14、P-32、K-40、Ca-45、Cr-51、Mn-54、Fe-59、Co-58、Co-60、Zn-65、Sr-89、Sr-90、Sr-91、Sr-92、Y-90、Y-91、Zr-95、Zr-97、Nb-95、Nb-97、Mo-99,Tc-99m、Ru-103、Ru-106、Ph-105、Rh-106m、Ag-110m、Sb-125、Sb-127、Te-129、Te-132、I-129、I-131、I-133、Cs-134、Cs-136、Cs-137、Ba-140、La-140、Ce-141、Ce-143、Ce-144、Nd-147、Ra-226、Th-232、U-235、U-237、U-238、Np-239、Pu-238、Pu-238、Pu-239、Am-241、Cm-244
放射線物質は沢山ある。

注目物質?
Te-192m、Te-192、i-131、Te-132、Cs-134、Cs-136、Cs-137、Ba-140、No-95

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<参考値>
世界平均 2.4μSv/年
2400μSv/365 = 6.575342466μSv/日
2400μSv/365/24 = 0.273972603μSv/時

日本平均1.5μSv/年
1500μSv/365 = 4.109589041μSv/日
1500μSv/365/24 = 0.171232877μSv/時

制限値 1μSv/年
1000μSv/365 = 2.739726027μSv/日
1500μSv/365/24 = 0.114155251μSv/時

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自然放射線など

胸部レントゲン約50μSv/回、航空機でシカゴまで行ってくると約100〜200μSv/往復。

日本での自然放射線(空気中[ラドン]、宇宙、食物、地殻)は、平均1.5mSv/年、世界では2.4mSv/年。よって2.4mSv/年×2倍の5mSv/年以下を安全範囲基準とする考えがある。しかし、幼児・年少者の未来を考えれば不要な放射線はなるべく浴びないに越したことはないのは、当然の事実と考えられる。

ちなみにブラジルのガラパリという場所では自然放射線が 4μSv/h あり、35040μSv/年=35mSv/年で異常なく暮らしている地域があるのも事実。

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<情報源など>
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2011/5/28 群馬テレビ 放射線・放射能とは何だろうか
2011/7月のNHKスペシャル
ベクレル/シーベルトの放射線量換算係数はWebでの調査


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<あと書き>
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このメモを思い出したのは以下のサイトでの記事を見たのがきっかけでした。

フライの雑誌社 > あさ川日記 >
淡水魚の放射能汚染まとめ/放射能汚染を釣り人としてどう受け止めるか(2014/08/29)


私は釣りが好きなもので淡水魚に対しての影響が、まだまだあるものなんだな…と見ていて、以前に書いていた此のメモを思い出しました。

私でさえ3年もしたら毎日震災風景の痕跡でも目にしていなければ意識が薄らいできています。反省しなければいけないのでしょうけれど、あの時は死ぬまで忘れないのだろうなと思っていたものでしたが、まだ3年でこの有様でした。

思えば今回の震災で放射能関連の知識を集めているうちに1945年から1963年あたりに行われてた大気圏内での核爆発実験などの事も知りました。なんと今回の原発事故で計っている放射線量は昔行われていた核実験の影響も勘案しないといけないのだという事も知りました。知れば知るほど放射線や放射能の影響は世界中どこにでもあるものなのだと知りました。ちなみに個人的に最近思うのですが、世界中や身近でも癌の発症を数多く耳にするのは関連性?と考えるのは気のせいでしょうか?

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核実験の一覧
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これが現実
(以下「これが現実」より引用)
Q. 福島原発事故は1960年代の大気圏内核実験よりひどいのか?
A. Yes。
大気圏内核実験の場合
1950~1960年代には米ソを中心に大気圏内核実験が盛んに行われた。特に大気圏内核実験を禁止した部分的核実験禁止条約(大気圏内核実験の禁止)が1963年8月に調印されたため、その直前が最も激しかった。当時、世界中に核実験でまき散らされた放射性物質(死の灰)が降り注いでいた。東京の高円寺にあった気象研究所の観測によれば、セシウム137の降下量は、ピークだった1963年6月(1ヶ月間)で550Bq/m2、1963年(1年間)では1,924Bq/m2を記録した。

ちなみにチェルノブイリ事故後の1986年5月には100Bq/m2程度で、翌月には30分の1未満に収まったので、いかに大気圏内核実験が世界的に見て深刻なものだったかも分かる。(1963年から以降は部分的核実験禁止条約の締結により、以降は地下核実験が行われているそうです。)

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<最後に>
どんなに裏で政治取引や癒着が行われているかは知る由もありません。今まで東海村などの残念な事故もありましたが、私は震災所以の事故までは原子力発電に関しては厳正な安全に留意していたものと思っていました。事故も何事もない平時には信頼というものが多少なりとも有りました。福島原発事故以前の暫く前にあった地震の時にでさえ柏崎原発で一部施設が火災で黒煙を上げたニュース映像を見た時でさえ身の凍るような思いもありましたが、それでも火災は原子炉建屋以外であって、原発施設の強靭さにまだ安心感が持てていてホッとしたものでした。

しかし、千年に一度ともいわれる不可避な今回の地震でしたが、福島原発ではその経緯や設計や管理のずさんさが次々と表舞台に現れ、たまたま椅子にすわっているだけ?の首相率いる時期に当たったために事故時の隠蔽を伴った政府や国/東電の対応が上塗りされ、想定外を言い逃れの理由にしようとする事故全般対応に際しては呆れ返りを通り越して怒りまでこみ上げてきたものでした。自分は東電管内に住んでいますが、今まで知らずにこのような原発に支えられて来たのかと思うと当時は情けなさと共に腹が立ったものでした。

己の思いはさて置き、事故以降に厳密な安全が確保されている政策施設ならば、たぶん永久にこのような教訓的勉強も行わなかったとも思われる放射線・放射能についての知識を調べることになりました。様々調べてみると原子力というものはデリケートかつ複雑で一度何かあると人間が生身で対応出来ない対象であり恐いと思いました。歴史をたどれば敗戦国へのアメリカ主導の導入だったかもしれませんが、小資源国日本の選択としては間違っていたのか?と考えました。

あくまで個人的意見になりますが日本のエネルギー環境を考えると何せエネルギー資源の全く無い国でしたから、私は原子力政策自体は間違いではなかったという気がします。しかし、今回の事故は、原子力発電導入以後の放漫・欺瞞・怠慢な電力会社や癒着べったりな責任を取らない監督官庁、事故時の不適切な?政府首脳対応など、結果的に全て人的原因がある人災だったのではないかと思い始めました。とにかく、あのような事故は二度と起こしてもらいたくないし、起こらないようにしなくてはならないと思います。(部外的な一市民レベルで簡単に書けるような対象ではないかと思いますが…)

ところで最近また気になり出した一件がありました。それは「お隣さん」と「そのまたお隣さん」の原発が個人的に心配です。世界中の原発を見回しても恐らく福島原発事故のように津波で全電源消失にでもならない限り事故に継るような事はまず有り得ないのかと浅はかな知識しかない者としては思いますが、特にフェリー事故や公共交通機関等で信頼ゼロなお隣さんの管理は相当ずさんな面があるようです。実際、全電源消失事故を起こしているようですし、記者会見で泣くような冷静さの保てないトップのお隣さんです。これは考え過ぎなのかも知れませんが、風下の国の国民の一人としては最近ものすごく心配になっています…。
<お断り:意見には個人差があります>
2015.03.08 / Top↑
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